生理用品の貧困対策について、濱野健品川区長に緊急要望
先日、3月18日に公明党品川総支部 伊藤こういち都議会議員は、区議会公明党と女性党員とともに、女性の負担軽減のために防災備蓄用の生理用品の無償配布や学校のトイレへの設置など、生理用品の貧困対策について、濱野健品川区長に緊急要望を行いました。
その結果、品川区は女性職員を中心に『優しさをかたちにプロジェクト』を発足。防災備蓄用の生理用品を活用し、生理用品の入手が困難な方に、昼用1パック、夜用1パックの1セットを、4月6日より配布することになりました。又、区立小中学校では、トイレに設置されることになりました。
配布場所は、13か所の地域センターや品川区社会福祉協議会等の区施設で、受け取る際は、声に出さなくとも、スマホでホームページに掲載されたシンボルマークの黄色のガーベラを提示するだけで大丈夫です。
コロナ禍で経済的に困窮し、生理用品を買うお金がない、利用できない環境にある「生理の貧困」が社会問題になっています。任意団体の調査では5人に1人の若者が金銭的理由で生理用品を買うのに苦労したという結果が出ており、またネグレクト(育児放棄)などで親から生理用品を買ってもらえない子どももいます。そうした現状を任意団体の『#みんなの生理』から受けた公明党は、国会や都議会において『生理の貧困問題』を取り上げ、女性の負担軽減策として生理用品の無償配布や学校のトイレへの設置などを提案し、実現に向け迅速に総力を挙げ取り組んできました。
女性の負担軽減のための支援が、今後も継続的に実施されるよう、「誰一人取り残さない」SDGsの精神を実現するため生活者の目線に立って取り組んでまいります。