実績エピソード「中小企業設備リース事業」

「中小企業設備リース事業」に環境対応機器の適用拡大
毎日が現場主義!現場での話からヒントを得て、大きな施策の実現へ!

 伊藤こういちは、あるクリーニング屋さんとの懇談の中で、「環境対策仕様の機器を導入すると、CO2も削減できて、ランニングコストがうんと下がった!」という話を聞きました。

 ドライクリーニングは石油系の溶剤を使います。
 クリーニング屋さんの近くを通ると、独特なニオイがするあれです。この溶剤は1回きりの使い捨てで、大変にコストがかかり、さらに原油の価格が乱高下すると、経営にも大きな打撃を受けてしまいます。

 しかし、一度使った溶剤をリサイクルできるような省エネ機器を使えば、大幅にコストの削減になるばかりか、ニオイも熱も出なくなり、”環境にもやさしい”という利点があります。

 いいことずくめの設備ですが、費用が高く、簡単に導入できないのが難点でした。
何とかすることができないものか。そう思った伊藤こういちは、そのクリーニング店などを訪問して、早速調査を開始しました。

 そして、東京都が実施する「都が設備を購入し、企業に安価な価格でリースする」という「中小企業設備リース事業」について、「環境対応の機器にも積極的に支援事業を拡充するべき」と訴え、その適用拡大が実現することになりました。

 この結果、この制度を使えば、直接金融機関から資金を借りるより、はるかに手軽に環境対応機器へ設備投資ができることになり、しかもリースの信用保証料は全額東京都が負担することになります。

 中小企業にとって導入したくてもできなかった設備投資が、これで一気に進めやすくなったわけです。この朗報はクリーニング屋さんだけの話ではありません。製造業や飲食店など、中小企業の「幅広い設備に対して有効」です。

 一人のクリーニング屋さんとの現場での話からヒントを得て、大きな施策の実現へ!
 伊藤こういちは、毎日が現場第一主義です。